まずは実物を見たほうが早いでしょう。Suicaとは、このようなカードです。
このカードを持っていれば、JR東日本できっぷを買わずに駅の改札口を通過できます。Suicaを改札機の読み取り部にタッチするだけです。もちろん改札を出るときも一緒です。
Suicaを利用するためには、このカードの中にお金を入れないといけません。お金を入れるための手順を説明します。
1.駅の自動券売機にSuicaを入れます。
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2.画面の指示にしたがって1000円単位で現金を投入します。
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3.お金が入ったSuicaが戻ってきます。
はい、とても簡単です。ちなみにSuicaの中にお金を入れることを「チャージ」なんていいます。
Suicaを利用するメリットは、きっぷを買うためにいちいち券売機の前に並ぶ必要がないということです。でもチャージするために結局並ばないといけないじゃんと思ったあなたは鋭いです。
ビューカードなどのクレジットカード一体型のSuicaであれば、Suicaの残高が少なくなると自動的にクレジットカードのほうからチャージをしてくれ ます。クレジットカードを駅の改札口にタッチするだけで残高を確認して自動的にSuicaのほうに入金してくれるんです。
もう残高が足りなくて足止めをくらうこともありません。支払いはクレジットカードからの請求になります。
これまではSuicaを利用するために、わざわざ自動券売機まで並んでチャージする必要がありました。クレジットカードのオートチャージ機能を搭載することでチャージする手間を見事に解決しています。
また、SuicaはJR東日本の利用だけにとどまりません。SuicaはSuica加盟店で電子マネーとして使うことができますし、Suicaと PASMOは相互利用ができます。つまり、PASMO加盟店でもSuicaが使えます。ぐっと利用範囲が広がりますね。